毛根の成長サイクル

脱毛クリームを使ってムダ毛を処理すると、ツルツルの綺麗なお肌に仕上がります。ですが、脱毛クリームは、毛根部分を除去するわけではありませんので効果は長続きしません。数日後にはまた毛がちくちくと生えてきます。体毛は伸びたり、抜けたりしますが、体毛のサイクルとはどのようなものでしょうか。

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私達、人間の毛は[成長期]→[退行期]→[休止期]という周期を繰り返して生え変わっていきます。

●成長期・・・"毛根部分"で細胞分裂が盛んに起こり、毎日毛が伸びていきます。

●退行期・・・細胞分裂は停止され、毛穴が収縮していきます。

●休止期・・・この時期に入ると毛はやがて抜け落ちていきます。毛穴の深さはおよそ3分の1になります。

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成長期→退行期→「休止期」になるとしばらく毛根がお休みし、再び「成長期」に戻り毛が伸び始めるようになります。同じ人間でも、毛の生える場所によって「成長期」の長さは違ってきます。例えば、髪の毛の場合では「成長期」が約1年~3年ほどあります。脇の毛の場合は「成長期」は2ヶ月~3ヶ月なので切らずにおいてもその分しか毛は伸びないという事なのです。

体にある毛は、常にこのサイクルを繰り返しています。今、自分が見ている毛は、成長期のものもあれば、退行期、休止期に入っている毛もあるのです。休止期に入った毛根は、皮膚の下でしばらくお休みしている状態なので、表面に見えている毛よりも実際の毛根の数は多い事になります。

脱毛が1回で出来ないわけは、このようなサイクルにも理由があるのですね。私達女性からすると、ムダ毛に関してはこの周期がなければ良いのにと思ってしまいますが、半永久的にムダ毛処理とさよならしたいと思うのであればレーザー脱毛などで永久脱毛をするしかないと言う事ですよね。

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